2015年11月アーカイブ

古民家リフォーム③

前回からのつづき

土間からの湿気対策として
防湿シートを敷き
コンクリートを打設します。
目的は土間の湿気対策です。
鉄筋は配筋せず
コンクリートを打っています。。。

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ここがリフォームのポイント

必要とする場所に費用を掛ける。
これは当然のことですが
やり方、費用はさまざまです。
土間工事だけでも 業者さんによって
ずいぶん違いがあります。。。

以下、工事費用の安い順に記載します。
(あくまで参考です。)
①土間は何もしない。
②土間に砂利を敷く。
③土間にコンクリートを打設する。
④土間に鉄筋を組んでコンクリートを
 打設する。

このように色々なやり方があります。
まず 必要優先順位を考え 決める!
ここを間違えると、必要もないところに
お金を掛けすぎたり、改修をしなければ
いけない必要な所に、お金がかけられなかったり。
オーナー様の意向と 現状の住宅が
抱えている問題とをすりあわせて
提案させて頂くことが、大型リフォームの
ポイントだと考えています。

答えがいくつもある、という事が
とても難しい事です。

最終的には

一度大型リフォームをすれば
あとは簡単な新築同等の
維持管理で安心して住める。
このことが大切なのです。

つづく







古民家リフォーム②

前回からのつづき

無事にプランも決まり、見積もり・契約と
順調に進み 早速着手。
まず解体工事から始まります。

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建物に大きな負担を掛けていた屋根瓦や泥、
垂木等を取り除いていくと昔の面影が現れ 
大空が見えてきました。
しかし、時期は師走。雨が多く降る 
天候が悪い日が続き養生をしても、しても。。。
ブルーシートには水風船が出来、時に土間に
バシャーンと水の固まりが降ってきます。
早く屋根を作らなきゃ!!

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家が軽くなった所で、家引き職人さんの
出番です!!
家を持ち上げる時点で、水平になっていないと、
その下に継ぎ足す柱の根元が決められません。
シッカリ担当の大工さんと打ち合わせを行い、
H鋼材、油圧ジャッキ、角材を使用し ミリ単位で
持ち上げて行きます。

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約30㎝ほど持ち上げたところで
柱の根元に新しいヒノキ材を継ぎ足します。

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レベルが整った状態です。

ここが大事なんです!!

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何十年ぶりかで 水平と垂直が整いました。。。

でも、まだまだです!!

次の工程は、土間の湿気対策です。

つづく






古民家リフォーム

最初に伺ったのは、去年のまだ暑い日でした。
築100年以上の民家再生の相談を 
半年くらい前に 一度受けていました。
しかし残念ながら、その時には私共とは 
ご縁がなく 「某ハウスメーカーでリフォームの
計画を進めます。」ということでした。

ところが、それからしばらくして、再度ご相談を
受ける機会を頂戴し、ご自宅に伺いました。
「某ハウスメーカーでのリフォームの計画が
頓挫した。」とのことでした。

メーカーのリフォームによって この伝統工法で
建てられた家が上手く生まれ変わるのかな〜と。。。
正直その時は思っていました。

それから、リノベーション工事では何時もコンビを
組んでいる信頼のおける設計士I氏と共に再訪問し
調査を行い まず現状を把握しました。


 
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で!最初に感じたのは
床のレ、、、レベルがかなり傾いている!
畳をはいでみると、畳を支えているはずの材料が
シロアリに食べられて 無残にも床に落ちている!
さらには、一部柱が8cmも沈んでいる!
これは、重病な家だ〜
これを全てどうにかしなければ、いくら見た目には
キレイに仕上がっても、
根本的な問題が解決しない!

蘇らない!!

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という事で、早速 設計士I氏はこの古民家を
快適に使いやすく、すべく。。。
私は、更に100年以上持つ家にする為に、
各々仕事に、取り掛かることにしました。。。

つづく


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I氏、動線を図示して お施主様に説明している写真



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